スイスの首都 ベルン

トゥーンから車で2〜30分程。
半日ほど、練習の合間にふらっと行ってきました。
1191年、ツェーリンゲン公が築いた木造の要塞都市が、1405年の大火で消失した後に石造りで再建され、その重厚な町並みが今日まで残されています。
アーレ川にかかるキルヒェンフェルト橋を渡り、町の中心部へ。スイスで最も高い大聖堂の塔が見えます↓

ヨーロッパの多くの都市が爆撃などによって壊されてきた中、永く中立を保ってきたスイスの首都ゆえに、ほとんど無傷で中世の姿を伝えています。

1218年から時を刻んできた時計塔。ツィットグロックの愛称で市民に親しまれています。当時はここが町の西の端で、この塔が西門でした。天文時計と仕掛け時計は1530年の作。毎時56分から動き出します↓

およそ100ヶ所の交差点や広場にある噴水(水飲み場)は、14世紀頃から人々や馬のノドを潤してきたもので、趣向を凝らしたデザインを見て歩くだけでも楽しいです。
モーゼ噴水↓

正義の女神噴水↓

ナンチャラの噴水↓

アンナ・ザイラーの噴水↓

子喰い鬼の噴水↓

1421年に着工し、1893年にようやく完成したという後期ゴシック様式の堂々たる大聖堂。正面入り口にある「最後の審判」のレリーフ


大聖堂の中↓


5040本のパイプを持つパイプオルガン↓(1726年作)

聖書の一場面を描写したステンドフラス↓





スイス一の高さ100mを誇る尖塔のてっぺんまで344段の階段を上りました。上から見た風景。郊外の森↓

ベルンの町↓


続きはまた。